column
- トイプードル専門店リトルスキップ TOP
- お役立ちコラム
- タイニープードルについて
- 良いブリーダーの選び方
良いブリーダーの選び方
ワンちゃんを家族として迎えるなら、できることなら健康で素直で可愛い子がいいですよね。でも柵越しに見かけるワンちゃんが可愛いことは分かっても、本当に健康で素直な子なのかまではお迎えしてみなければ分かりません。
では健康で素直な子をお迎えするにはどうすれば良いでしょうか?
その答えの一つが「良いブリーダーから譲り受けること」です。
ブリーダーとは専門知識に基づいて、安全に子犬を繁殖させている人のこと。ブリーダーはその子犬が産まれた瞬間から立ち会っているので、健康状態や性格などを熟知しています。ですから健康で素直なワンちゃんと巡り会える確率が高くなるんです。けれどもブリーダーなら誰でも良いわけではありません。
今回は元気で明るい子をお迎えするための「良いブリーダーの選び方」についてご紹介します。
良いブリーダーを選ぶとどうなる?
良いブリーダーに育てられた子犬は引渡しの前に健康診断を受けており、健康状態が良好な子ばかり。体調が良くない子はきちんとケアしてから引渡しとなります。また産まれたばかりの時から愛情に包まれているので、しつけがしやすくなつきやすい子が多いのも特徴です。さらに優良なブリーダーですと、引渡し前にトイレトレーニングも行なってくれます。
一方で悪質なブリーダーの元に産まれたワンちゃんはそもそも飼育環境が悪いために体調がすぐれず、引渡しの1週間前後で亡くなってしまうことも…。また母犬に早くたくさんの子を産ませるために、子犬を早い段階で引き離します。愛情をかけられることもなく「売り物」「商品」として扱われ、心を開こうとしない子や人に敵意を持つ子に育ってしまいます。
良いブリーダーを選ぶことは健康でしつけのしやすいワンちゃんに出会いやすくなると同時に、悪質なブリーダーの排除にも繋がるのです。
ブリーダーは大きく2種類
ブリーダーは大きく2つに区分されます。1つめはワンちゃんが大好きでたまらなくてブリーダーになったタイプ。2つめは仕事としてブリーダーを行なっている利益重視のタイプです。
健康で素直なワンちゃんに出会える確率が高い「良いブリーダー」は、もちろん「ワンちゃん大好きブリーダー」です。
ワンちゃんが大好きなブリーダー
ワンちゃんへの愛情が高じてブリーダーになったタイプです。熱い情熱で突き動かされていますので、子犬ひとりひとりに対する扱いがとても丁寧。犬に関するあくなき探究心から膨大な知識量があり、お客様からの質問にもしっかり答えられます。またサポート体制も充実。ワンちゃんを譲った後もその子のことを気にかけているので、アフターケアもバッチリ!お迎えした後も相談できる体制が整っているんです。
利益重視のブリーダー
販売するために繁殖を繰り返している対応です。利益重視のため最低限のケアしかしてくれません。お金がかかるからという理由で健康診断も受けさせず、大勢の子犬たちが犬舎にすし詰め状態、そもそも犬舎自体が粗悪な環境で掃除も行き届いていない。こんな状態で育った子が、健康で素直な良い子になるはずがありませんよね。
もちろん利益重視のブリーダーの中にも、愛情をかけて育てているところもあります。ただし健やかな子犬と出会える確率は格段に低いものでしょう。
良いブリーダーを選ぶコツ
良いブリーダーを見分けるには、いくつかのポイントがあるのです。
ポイントにそってワンちゃんとブリーダーをチェックしてみましょう。
ワンちゃんは元気そう?
ネット上でブリーダーのサイトを見たときに、写真が掲載されているワンちゃんたちが皆元気そうかどうかをチェック。
極端にやせた子はいませんか?目が大きすぎませんか?あまりにも不自然に画像の加工がされている子はいませんか?
不健康そうな子や、不自然なほど加工された子がいる場合は注意した方がよいかもしれません。あなたがお迎えしたい子も、可愛く健康に見えるように画像を加工されている可能性があるからです。
ワンちゃんの数は多すぎない?
人間でも大勢の子どもたち全員にまんべんなく愛情をかけて育てるのは難しいものですよね。それと同様で、ワンちゃんがあまりに多いなら健全な育成環境が整っていない可能性が高いです。多くても月15匹程度までの情報を更新しているブリーダーを選びましょう。
扱っている犬種は1種類?
良いブリーダーは取り扱っている犬種を絞っています。犬と一口に言ってもその品種によって性格・体格・なりやすい病気などが全く異なるからです。たくさんの犬種を同時に取り扱っているブリーダーはよほど知識や経験に自信があるか、販売を最重視しているかのどちらかでしょう。
犬舎や親犬は見せてもらえる?
犬舎や親犬を見せてもらえるようなら絶対に見ておきましょう。
子犬たちが犬舎でどのように暮らしているか確認するだけでも大きな手がかりになります。もし元気にのびのびと遊ばせてもらっているなら元気な子犬が多い証拠になります。親犬も見ておくことで、お迎えした子が将来どんな子に育つか予測が立てやすくなります。
ただし犬舎は病気予防の観点から部外者お断りのこともありますし、親犬も育児で疲れきっていたら「今は会えません」と言われることも。見せてもらえるなら見ておいた方が良いですが、見せてくれない=悪質業者ではないのです。
健康診断は受けている?
良いブリーダーは引渡し前に獣医による健康診断を受けさせています。その上で健康だと判断できた子だけをお譲りしているのです。まずは「引渡し前に健康診断を受けさせる」という記載があるかどうか、ワンちゃんの引渡しの際に健康診断書をもらえるかどうかを確認しましょう。健康診断を受けていない子は体調不良の可能性もあり、お迎えしてすぐに病気になってしまうかもしれません。
ワクチンは打ってもらえる?
子犬のうちに打っておくべきワクチンをきちんと打ってくれているかも確認を。ワクチン接種も証明書を発行してもらえますので原本をチェックしましょう。
実際にワンちゃんと対面したら
お迎え予定のワンちゃんと対面したら、その子をよく観察しましょう。
健康な子は目・耳・皮膚・毛並みなどどれをとってもキレイです。床に下ろしたときに元気いっぱい走り回れるなら健康な証。もし気になる点があるようならブリーダーに気兼ねなく質問してください。はぐらかしてくるならお迎えは慎重に検討し直した方がよいでしょう。
リトルスキップは命を大切に考えるブリーダーです
ブリーダーは命を扱う仕事です。悲しいことに、中には販売重視で命をないがしろにする業者もいます。ですから子犬をお迎えするときは、この記事を参考に良いブリーダーを選んでもらえれば幸いです。
リトルスキップも子犬たちの命を大切に考えているブリーダーです。ワンちゃんたちがこの世界に生まれ落ちた瞬間から誰かの家族になったあとも、いつまでも幸せでいられるようにと願っています。お迎えの前後に関わらず、何かご不明な点や不安なことがあればお気軽にご相談ください。ワンちゃんとあなたの幸福な毎日が私たちの幸せなのです。