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ティーカッププードルのブリーディング
ティーカッププードルは小さくて可愛らしく、ふわふわの毛並みと人懐っこい性格が大人気の犬種です。
可愛らしい子犬ちゃんを誕生させるためには、人工的なブリーディングという作業が欠かせません。
今回はこのブリーディングについて少しお話させていただきます。
ブリーディングとは?
犬のブリーディングとは、繁殖のことを指すケースがほとんどです。
ですがただワンちゃん同士を交配させればいいということではありません。求める子犬ちゃんが生まれるように、親や祖父母の交配を検討して計画的に交配させます。そのためには犬の遺伝学や生理学、行動学などを学び、健康状態等を充分に考慮する必要があります。ブリーダーはこのような専門知識をしっかりと学んだ上でブリーディングをしています。
ティーカッププードルであれば、小さく、可愛らしく、毛並みの美しい子犬ちゃんを誕生させたいものです。そこで祖先の犬の遺伝的要素を考えてペアリングすることが望まれます。
ティーカッププードルのブリーディングに求められること
サイズ
ティーカッププードルはとってもミニサイズ♪
だいたいの子が、成犬時の体高23cm以下、体重2kg以下になります。プードルの中でも極端に小さく愛くるしいですね。
現在では、ティーカッププードルの大きさは大体安定していますので、小さなティーカッププードル同士を交配させるのが主流です。
ただしお母さん犬が小さすぎると難産になる確率が高くなってしまいます。そこでお母さん犬は健康に赤ちゃんを産める程度の大きさの子にも活躍してもらいます。お母さん犬が多少大きくてもその祖先が小さければ、生まれてくる子犬も小さくなる可能性が高いからです。
被毛
ティーカッププードルの被毛は多量のものが好まれます。ふわふわの毛並みのティーカッププードルは、見ているだけで幸せな気分にしてくれるものですよね。被毛の量の遺伝子は、密度の高い遺伝子の方が優勢です。もしお母さん犬の被毛が少なければ、毛量のあるお父さん犬をペアリングします。
そのほかのこだわり
美形のワンちゃんは眼やお鼻、頭の大きさや歯並び、胴の長さと足の長さ、性格など様々な点でも優れていますよね。美形のワンちゃんは祖先が美形でなければなかなかお目にかかれません。その点、チャンピオン犬は国際基準に則ってこれらのポイントをチェックされてきた美形オブ美形の子たちです。ですからチャンピオン犬やその子孫をペアリングして子犬ちゃんも美形になるようにしています。
LittleSkipでの取り組み
祖父母三代にわたってペアリング
両親はどちらも小さいのに、子犬ちゃんがどんどん大きくなってしまうこともあります。これは隔世遺伝と言って、祖父母の遺伝子が関係してくるものです。小さなティーカッププードルをお迎えしたのにビックサイズになってしまってはワンちゃんも飼い主さんも困ってしまいますよね。 当店では隔世遺伝についてもしっかり対策!祖父母の代からペアリングして、大きくなりすぎることを防いでいます。
良血統を受け継いだ子ばかり
LittleSkipのティーカッププードルはみんな美形揃いです♡ それもそのはず。JKCチャンピオンやアメリカチャンピオンラインなど、良血統を受け継いだ子ばかり♪小さなからだに柔らかい毛並み、キュルンとした瞳がキュート&チャーミング♡ この可愛さにジャニーズのメンバーさんや阪神タイガースのあの人などなど、有名人にもたくさんお迎えされているんです! モデル犬としてデビューしちゃった子まで♪美男美女しかいないから、目移りしちゃいますね♡
極端にやせた子はいませんか?目が大きすぎませんか?あまりにも不自然に画像の加工がされている子はいませんか?
不健康そうな子や、不自然なほど加工された子がいる場合は注意した方がよいかもしれません。あなたがお迎えしたい子も、可愛く健康に見えるように画像を加工されている可能性があるからです。
ワンちゃんの数は多すぎない?
人間でも大勢の子どもたち全員にまんべんなく愛情をかけて育てるのは難しいものですよね。それと同様で、ワンちゃんがあまりに多いなら健全な育成環境が整っていない可能性が高いです。多くても月15匹程度までの情報を更新しているブリーダーを選びましょう。
出産は最後まで見守り
人間でも出産は命がけ。ティーカッププードルももちろんそうです。小さな体でたくさんの子犬たちを生むのですから命の危険が伴います。お産が近づくと静かな場所に移して、万が一の時にも手助けできるように見守ります。母性本能に優れたお母さん犬は、産後の世話までしっかり行えます。それでもお腹の中の子犬が多かったりお母さん犬の体力が低下していたりすると、正常分娩できず苦しむこともありますので予断は禁物です。母子の命を守るため、私たちは最後の一匹が生まれるまで片時もソバを離れません。
子犬ちゃんのえらびかた
小さくて可愛いティーカッププードルを選ぶにはどんな点に気をつければいいのでしょうか?大きくなりすぎず、健康な子を選ぶポイントをカンタンにご紹介しますね。
お母さん犬や兄姉を見せてもらう
お母さん犬や先に生まれている兄姉を見せてもらい、大きさや健康状態を把握できるとベストです。ただし兄姉はほとんどが先によそのお家に迎えられているでしょうから、お母さん犬を見せてもらうのが現実的です。お母さん犬も出産直後は気性が荒くなっているかもしれません。お母さん犬を見たいときは店員さんに相談してください。
健康な子の見分け方
目ヤニや鼻水が出ていない、耳から異臭がしない、抱き上げた時にずっしりと重みを感じられる子が良いでしょう。歩き方がおかしい子は関節症かもしれませんので、ちゃんと歩いたり走ったりできているかじっくりと見てあげてください。
大きくなりすぎない子の見分け方
未熟児のワンちゃんと小さなワンちゃんの見分けはつきにくいものです。小さなワンちゃんを選ぶポイントは、頭蓋骨が完全にふさがっているかどうかと、これまで病気をしていないかどうかです。子犬の頭蓋を強く握ると骨を痛めてしまう恐れがあるので、チェックは必ず店員さんにお願いしましょう。 頭蓋骨が完全にふさがっており、病気の経歴もなければ未熟児ではなく「小さな体格のワンちゃん」の可能性が高いですよ。