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安心して出かけるために!信頼できるペットシッターの選び方
前回は、ペットシッター事業の種類をご紹介しました。
今回はそれらを踏まえた、ペットシッターの選び方をご紹介します。
急を要する場合やコンスタントにお願いする場合は特に、どうしても距離や価格で決めてしまいがち。
しかし、他人に鍵や家の留守を預け、なにより大切な我が子を見てもらうということは、わずかであっても信頼関係と安心感が何よりも大切。
信頼できるペットシッターを選ぶ上でのポイントをご紹介します。
料金設定が明確か
サービス業として、サービスに合った料金である必要があります。
基本料金が安くても、オプション料金や頭数で結果的に高額になってしまわないように、料金設定は必ず確認しましょう。
可能であれば、事前に見積が取れると尚安心ですね。
もちろん安いと気軽に頼みやすいですが、ペットシッターは、留守の間、鍵を預けて自宅の中で大切な愛犬を見てもらうという、責任ある仕事。
また、飼い主がいない不安な時間を楽しく過ごしてもらう精神的なフォローアップという意味でも、ペットシッターはただ家にいてごはんをあげ、散歩に連れていけばいい仕事ではありません。
特に子犬やシニア犬、持病のある子などは、より注意してお世話する必要があります。
短時間・低料金を謳っていると、万が一体調を崩していたり、もっと遊びたがっている、寂しがっているといったサインがあっても、十分なケアが見過ごされがちになります。
ペットの健康チェックやその子に合ったストレス発散について、十分な時間を取ってケアしてくれる、ペットシッターを選びたいですね。
事前共有ができるか
日時に余裕があれば、事前に情報共有ができるかは大切なポイント。
何も知らないワンちゃんにとっては、ある日突然、見知らぬ人と過ごす不安は想像以上。
また性格や雰囲気も、家によって千差万別。ペットシッターの雰囲気も、HPの写真や情報が古かったりして「実際に合ってみたら雰囲気が違ってた」という場合もあります。
そういったミスマッチを防ぐためにも、できれば直接、事前共有の時間ができればより安心です。
最近ではZoomなどオンラインで面談できる機会も多いです。
「どんな雰囲気のワンちゃんか」「どんな話し方、立ち居振る舞いのシッターさんか」などを知っておくことで、当日のギャップをかなり解消できます。
もし事前共有が難しい場合でも、初回の場合は少し早めに来て情報共有の時間を取ってくれるシッターさんは信頼できると言えます。
保険や補償が明確
散歩中に思わぬ事故・ケガをしてしまったり、逆にワンちゃんがシッターを噛んでしまった・散歩中にほかの犬に危害を加えてしまったといった場合など、万が一の時にどのような補償・保険があるかは必ず確認しましょう。
「いつもと同じ散歩コースだから」「うちの子は噛まないから」と思いがちですが、慣れない人と過ごすことは、ワンちゃんにとってストレスになり、思わぬ行動に出ることがあります。万が一の時に高額な請求をされないよう、個人であれ会社であれ、ペットシッター専用の保険状況・補償内容を聞いておきましょう。
フォローが手厚いか
同じ人に繰り返しお願いすることで、ツーカーのお付き合いができることが一番です。
しかしサービス内容によっては、「次回は別のシッターさんにお願いしたい」と思うかもしれません。
気になったことがあった時、顧客アンケートやフォローなどで、サービスのフィードバックができると安心できます。
大手企業やチェーン展開しているペットシッターは窓口があるため、「◎◎という理由で、次回は別の人がいい」という正直な意見を伝えやすいのがメリットです。
短い時間であっても、室内で愛犬と2人きりになるペットシッター。
何度も信頼関係を重ねていくうちに、愛犬との生活の良きパートナーを増やすことができます。
最初は不安かもしれませんが、リクエストや意見を丁寧に伝えていくことが、「あなただけの一番のペットシッター」につながります。
愛犬との暮らしは長いからこそ、ぜひ、信頼のおけるペットシッターを見つけてみましょう。