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お役立ちコラム

安心して出かけるために!ペットホテルの選び方

前回は、愛犬とお出かけする時の車酔い対策についてご紹介しました。
もちろん愛犬と一緒のお出かけも楽しいですが、時には愛犬と一緒に行けない旅行もあるでしょう。

特にホテルや移動手段によってワンちゃんNGだったり、最近では海外旅行に行く人も増えていますよね。

そういった時に頼りになるのが、ペットホテル。
また日をまたがなくてもお留守番させておくのが不安な方は、ペットシッターを検討する方もいらっしゃるかもしれません。

しかしやっぱり気になるのが、預かりサービスの質。
「ちゃんと見てくれているかな?」
「のびのび過ごせているかな?」
「どこまでお世話してくれるんだろう?」
など、言葉を話せないワンちゃんだからこそ、不安に感じることも多いのではないでしょうか。

今回のテーマは、信頼の置けるペットホテル・ペットシッターの選び方。
第1回目は、ペットホテルについてご紹介します。

信頼できる人・お店が見つかれば、飼い主さんにとっても行動の幅を広げることができます。愛犬と一緒に過ごす時間が長いからこそ、上手に預かりサービスを利用できたらいいですよね。

ペットホテルの種類

ペットの預かりサービスを行っている施設は、
・専門のペットホテル
・ペットショップ
・トリミングサロン
・動物病院
など様々。主にサロンや病院に併設されている場合が多いかと思います。

それぞれの施設によって受けられるサービスや特徴が違いますので、我が子に合ったサービスを受けられる施設を選ぶことが大切です。

普段から近隣のペットホテルの情報を集めたり、友人に話を聞いたり、散歩の途中で施設をチェックしたりして、気になる施設をリストアップしていきましょう。

ペットホテルの種類を知ろう

ペットホテルと言っても、その特徴は様々。我が子の生活環境によって快適な空間が異なるので、ホテルの特徴を見ながら、最適なホテルを探してみましょう。

■個室 or ケージ
お手頃な値段のホテルや、サロン・病院に併設されているホテルはケージタイプが多いです。一方で最近は居心地の良さを重視し、個室タイプも増えています。ゲージなど狭い空間に不安を感じる子については、個室にした方がいいでしょう。狭い空間のほうが落ち着く子もいるので、その子の特性に合わせて部屋のタイプを検討しましょう。

ちなみに料金は、ゲージより個室の方が高くなることが多いです。ほかの犬の存在が気になる子などは、個室を選ぶのが無難。一方で滞在日数が増えるなどの理由で金銭的な負担が気になる場合は、ケージタイプを選ぶのもひとつです。

いずれの場合も、ペット間の感染症対策や空調管理をチェックしましょう。

■何が持ち込める?
ワンちゃんの中には、決められたフードでなければお腹を壊す子や、決められたオヤツ・おもちゃ・寝具がないと安心できない子も珍しくありません。また体調によって、サプリや薬を服用している子もいるかと思います.。フードやオヤツに関しては衛生面からNGという場合もあるため、事前にフードの持ち込みができるかチェックしましょう。

■どんな過ごし方をしている?
滞在が数日にわたる場合、日中どんな過ごし方をするかも大切です。ケージや部屋の中にいるだけでは、ストレスが溜まって無駄吠えをしたり体調を崩す可能性があります。ドッグランの有無や散歩の頻度、おもちゃなど、楽しく過ごせる工夫がされているかは大切です。同時に脱走や思わぬ事故を防ぐため、気になる方はダブルリードでお散歩しているか、何人・何匹体制でお散歩しているかなどを確認すると安心。SNSや口コミで評判を見れるならば、予めチェックしておきましょう。

■緊急時や滞在時の体調管理はどうしてる?
慣れない環境ということもあり、急に体調を崩す場合もあります。またシニア犬や持病持ちの子などもいるかと思います。施設によっては、夜間は無人になる場合もあります。何かあった時のためにも、提携している病院があるか、夜間や早朝の人員体制はどうなっているかなどを確認しておくと安心です。毎日の様子を写真・動画などで共有してくれるサービスがあれば、より便利かと思います。またドッグトレーナーなど、犬に関する知識を持っている専門家もいたらベターです。

こんなペットホテルには注意!

逆に、注意すべきポイントもあります。下記の条件に当てはまっている場合は、候補から外したほうが無難です。

■動物取扱業の登録が確認できない
「動物取扱業」という行政の認可を受けていなければ、ペットホテルを公に運営することはできません。動物取扱業は、自治体がその存在を把握し、義務とされている動物の管理の方法や飼養施設の規模・構造などの基準を守っている証。HPや店舗で見ても動物取扱業の証明が不十分であったり、異様に低価格である場合は、動物取扱業を取得していない施設かもしれません。

■ワクチン証明を求めない
ペットホテルは不特定多数のワンちゃんが集まります。年齢や持病リスクも様々であるため、しっかりした施設は、事前に動物病院発行のワクチン接種証明書や狂犬病予防接種の提示を飼い主に求めています。特に、より感染・致死リスクの高いコアワクチンを含んだ5種以上を求めるところが多いですが、最近ではレプトスピラなどの感染症予防を含めた7種以上を求めているところも多いです。もちろん狂犬病予防接種も必須です。
ちなみに最近では、抗体が残っているかを示す抗体価検査結果を提出すればOKという施設もあります。

■情報に疑問がある
HPでは良いと思っていても、実際に見てみたら想った以上に環境が整っていないケースは珍しくありません。また会話を通して、スタッフの知識・犬への考え方に疑問を感じることもあるかもしれません。ほかにも滞在中の情報共有が薄かったり、犬への対処や情報開示に疑問を感じる場合は、避けたほうが無難です。

いくら快適でも、いつもと違う環境は犬にとってかなりのストレスになります。だからこそ、犬・飼い主共に安心できるよう、ペットホテルは慎重に選んでいきましょう。とにかく大切なのは、スタッフの方との連携や衛生環境。口コミなども見ながら、安心して預けられるペットホテルを探しましょう!

次回は、活用できると便利な、ペットシッターについてご紹介します。

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